目次
条件分岐の使用例
例として以下のようなエクセルシートがあるとします。
マクロの動作内容は以下のようにすることとします。
- 入力値
- B3 セルに手動で整数値を入力します
- マクロ実行結果
- 入力値が 5 より小さい場合
- 結果として「5より小さい」と表示します
- 入力値が 5 以上で 10 より小さい場合
- 結果として「5以上で10より小さい」と表示します
- それ以外の場合
- 結果として「10以上」と表示します
- 入力値が 5 より小さい場合
この内容を実現する VBA コード例は以下の通りです。
Option Explicait
Sub sample()
Dim number%
'B3 セルの値を変数 number に代入
number = ActiveSheet.Cells(3, 2).Value
If number < 5 Then
'入力値が 5 より小さかった場合の処理
ActiveSheet.Cells(3, 3).Value = "5より小さい"
ElseIf number < 10 Then
'入力値が 10 より小さかった場合の処理
ActiveSheet.Cells(3, 3).Value = "5以上で10より小さい"
Else
'それ以外の場合(10 以上だった場合)の処理
ActiveSheet.Cells(3, 3).Value = "10以上"
End If
End Sub
このマクロをシート上の図形をクリックしたら実行できるように、図形にマクロを登録しておきます。
このマクロの実行例は以下の通りです。
条件分岐 IF の構文
条件式が 1 つのパターン
If <条件式> Then
'<条件式> に当てはまる場合の処理
Else
'どの条件式にも当てはまらなかった場合の処理
End If
条件式が 2 つ以上のパターン
If <条件式1> Then
'<条件式1> に当てはまる場合の処理
ElseIf <条件式2> Then
'<条件式2> に当てはまる場合の処理
Else
'どの条件式にも当てはまらなかった場合の処理
End If
条件式が 3 つ以上の場合は、上の構文の ElseIf <条件式2> Then
の部分を増やしていけば OK です。
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